
- 2025/09/28 (日) 9:50-12:50
- 2,600円
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講演
がん薬物療法における薬薬連携と地域連携-病院と薬局の薬剤師が協働して薬物療法をサポートする-がん薬物療法は入院での治療から外来通院での治療にシフトしている。多くの患者は自宅で抗がん剤治療による副作用が発現するため、医療機関と保険薬局との連携が患者の治療継続において重要な役割を果たす。今回は病院薬剤師の立場から埼玉県にある上尾中央総合病院における薬薬連携や地域連携について取り上げる。薬薬連携の具体的な取り組みとしては薬剤師外来での活動内容および院外処方箋や服薬情報提供書の工夫、地域連携としては上尾伊奈薬剤師連携研究会での「顔がみえる関係」の構築や取り組みなどについて紹介する。これらの活動を共有することで各地域での薬薬連携や地域連携の参考になれば幸いである。
【学習到達目標】
(1)がん薬物療法における薬薬連携の必要性および求められていることについて説明できる。
(2)薬薬連携の具体的な取り組みについて列挙することができる。
(3)病院薬剤師と薬局薬剤師の間で「顔がみえる関係」を築くことの重要性を理解することができる。
大登 剛先生 略歴
大登 剛(上尾中央総合病院 薬剤部)
<略歴>
2015年 東京理科大学 薬学部薬学科 卒業
2015年 上尾中央総合病院 薬剤部 入職
<認定資格>
日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師
日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療専門薬剤師
日本緩和医療薬学会 緩和薬物療法認定薬剤師
日本医療情報学会 医療情報技師
埼玉県肝炎医療コーディネーター
単位・備考
2単位(G04 慶應義塾大学薬学部)
1単位(日本医療薬学会 がん専門薬剤師)※申請→不許可
2単位(日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療認定薬剤師)
1.5単位(日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師)
単位発行可否は、受講ログおよび学習到達目標達成状況確認(レポート200字程度を予定)にて判断します。
受講確認は、運営側が記録する参加・退出ログにもとづき行います。
外来がん治療認定薬剤師単位を希望される方は、上記サマリーに加えて成果報告書(200字程度)の提出が必要です。
- [公開講座の種類] Web開催

