
- 2026/07/12 (日) 9:30-17:00
- 3,000円
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講演1(医師)
薬剤師が知っておきたい婦人科がん薬物療法のポイント~卵巣がんを中心に~婦人科がんの薬物療法は、PARP阻害薬、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)、抗体薬物複合体(ADC)の登場により大きく変貌している。使用タイミングや多剤併用、リチャレンジ投与などパターンが増え、実臨床における最適な治療選択や副作用マネジメントはかつてなく複雑化している。そこで本講演では、標準的レジメン(プラチナ+タキサン等)の基本を整理し、治療選択肢の核心となるBRCA/HRD、MSI/MMR、PD-L1、HER2といったバイオマーカーも解説する。さらに骨髄抑制、消化器毒性、高血圧・蛋白尿、免疫関連有害事象などの副作用マネジメントを具体的に示し、根拠ある患者ケアの実践を目指す。
【学習到達目標】
(1)標準治療と最新薬物療法の基礎を理解する
(2)多様化する副作用に対して具体的なマネジメントできるようになる
藤野 一成先生 略歴
藤野 一成(順天堂大学医学部附属順天堂病院 産科・婦人科 准教授)
<学歴>
2006年4月 順天堂大学医学部卒業
2015年3月 順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了
<職歴>
2008年4月 順天堂大学助手
2010年4月 埼玉医科大学総合医療センター 助教
2012年4月 英国 Imperial College London研究留学
2015年4月 順天堂大学助教
2019年4月 順天堂大学准教授
2022年4月 婦人科病棟医長
<認定資格>
●専門医
日本産婦人科専門医
日本婦人科腫瘍専門医
遺伝性腫瘍専門医
日本ロボット外科学会専門医
●指導医
日本産婦人科指導医
日本婦人科腫瘍指導医
日本婦人科ロボット手術学会認定プロクター(良性・悪性)
●認定医
がん治療認定医
日本内視鏡外科技術認定医
日本産科婦人科腹腔鏡技術認定医
日本産科婦人科ロボット技術認定医
日本ロボット外科学会Robo Doc certificate認定医 国内A級
<所属学会・委員等>
日本産科婦人科学会
日本婦人科腫瘍学会
日本産科婦人科内視鏡学会
日本産婦人科手術学会
日本内視鏡外科学会
日本婦人科ロボット手術学会
日本ロボット外科学会
日本遺伝性腫瘍学会
講演2(栄養士)
薬物療法を支える栄養管理-薬剤師が知っておきたい”食事・栄養”の視点-がん薬物療法の進歩により治療選択肢は広がる一方、食欲低下や体重減少、サルコペニアなど栄養障害は治療継続や
有害事象発現に大きく影響します。本講演では、抗がん薬治療を安全かつ効果的に行うために薬剤師が知っておきたい
「食事・栄養」の視点を整理し、支持療法としての栄養管理の実際、治療成績向上につながる多職種連携のポイントに
ついて解説します。
【学習到達目標】
(1)薬剤師が栄養の視点を持つことの意義を理解する
川名 加織先生 略歴
川名 加織(北里大学病院 栄養部 主任)<学歴>
2011年3月 東京医療保健大学 医療栄養学科 卒業
2019年4月 東京医療保健大学大学院 医療栄養学科 入学
2021年3月 東京医療保健大学大学院 医療栄養学科 卒業
<職歴>
2011年4月 国立成育医療研究センター 栄養管理部 入職
2012年7月 国立成育医療研究センター 栄養管理部 退職
2012年8月 公益財団法人 がん研究会有明病院 栄養管理部 入職
2020年9月 公益財団法人 がん研究会有明病院 栄養管理部 主任
2023年8月 公益財団法人 がん研究会有明病院 栄養管理部 退職
2023年9月 北里大学病院 栄養部 主任 入職
現在に至る
症例検討(グループワーク)
婦人科がん薬物療法を見つめなおす~よりよい患者支援のために~婦人科がん薬物療法の「基本」と「本質」を整理し、明日からの患者ケアに自信をもって臨める力を養うことを目的としています。近年、抗がん薬の進歩により卵巣がん治療においても変化を遂げており、医療従事者には多くの専門知識と、個々の症例に応じた柔軟な対応が求められています。前半の講演では、卵巣がんの治療戦略を軸に、ガイドラインの考え方や主要なレジメンの特徴を整理し、特にPARP阻害薬については、BRCA遺伝子変異や相同組換え修復欠損(HRD)との関連、維持療法としての役割、薬理学的背景を踏まえた臨床的意義について理解を深めます。後半のスモールグループディスカッションでは、実臨床で頻繁に直面する抗がん薬による骨髄抑制をテーマに、オラパリブ治療中の症例をもとに具体的な対応や患者説明のポイントを検討し、「理解する」から「説明できる」「判断できる」へと学びを昇華させます。副作用マネジメントや相互作用、他のPARP阻害薬の特徴についても解説し、臨床現場で実践できる知識と視点を提供します。
【学習到達目標】
(1)婦人科がん薬物療法の治療戦略と卵巣がんにおけるPARP阻害薬の位置づけを理解し、副作用に対して根拠に基づいた説明と判断ができるようになる。
辻 将成先生 略歴
辻 将成(株式会社アイン中央 アイン薬局東埼玉店)<学歴>
2013年3月 新潟薬科大学薬学部卒業
<職歴>
2013年 株式会社アインファーマシーズ入社 アイン薬局 総和店 配属
2015年 あさひ調剤薬局 町田店
2019年 あさひ調剤薬局 立石2号店、公益財団法人がん研究会有明病院薬剤部にて研修開始
2025年 アイン薬局 島根2号店
2026年 アイン薬局 東埼玉店
<認定資格>
日本医療薬学会 がん専門薬剤師
日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療専門薬剤師
日本腎臓病薬物療法学会 腎臓病薬物療法単位履修修了薬剤師
<所属学会・委員等>
日本臨床腫瘍薬学会(代議員・広報出版委員・血管外漏出小委員)
日本医療薬学会
日本緩和医療薬学会
日本腎臓病薬物療法学会
<受賞歴>
2024年 日本臨床腫瘍薬学会学術大会JASPO2024 ポスター最優秀演題賞
単位・備考
4単位(G04 慶應義塾大学薬学部)
3単位(日本臨床腫瘍薬学会 外来がん治療認定薬剤師)
3単位(日本医療薬学会 がん専門薬剤師)
3単位(日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定・専門薬剤師)※申請中
単位発行可否は、研修会内で取り上げた症例に関するサマリー(A4 1枚程度を予定)により判断します。
外来がん治療認定薬剤師単位を希望される方は、上記サマリーに加えて成果報告書(200字程度)の提出が必要です。
- [公開講座の種類] 会場開催

